はじめての世田谷区不動産（土地・建て物）
購入＆エリア情報Webエイムハウスタイムス

マンションのリノベーションの場合、当然ですが器のボリュームが決まっています。
さらに制約として、間仕切り移動・水廻りの移動・景観に関わるサッシの変更・
フローリング材の可不可などがあります。

施主様から依頼されたリノベーションの場合、制約が施主様のご要望と合わないことも多いため、
私たちは間で調整役をしながら、どこまで劇的に変えられるかを考えていきます。

今回、ご紹介するのは、三田の古いマンションで、ご家族はご夫婦お二人。
サッシ交換は駄目でしたが、表層だけではなく下地まで壊し、コンクリートむき出しの状態からつくっていきました。

具体的なご要望の一つが、奥様の対面式キッチンへの変更。
リビングの中央のキッチンカウンター上に、レンジフードを付けることになるので、
機能が強力で静音、デザインもきれいなフードを探しました。

完成後、別件でお邪魔したとき、お二人が｢とても心地よい｣「落ち着く」と言って下さり、
私自身も、そこに居て心地よく感じたので、とても嬉しかったです。

たとえば、親しい人にプレゼントをするときには、自分で散々吟味し、納得したものをあげますよね。
建物も同じで、自分が好きで、満足もできる素材や空間を、お客様にご提供するように心がけています。

ところで、建築物は器ですが、携わらせていただいた延長で、家具や家電・窓周りをコーディネートさせていただくことや、賃貸マンションなどの室内コーディネートだけの依頼もあります。

私は、家の竣工はまだ過程で、家具等が入り、そこに人が住んで初めて完成するものだと思っています。

建築物には、それぞれコンセプトがありますが、私の場合はモダンでシンプルなことです。
建築としての器から先の演出次第でイメージも使い勝手も変わるので、家具選びまでを含めた家全体のコーディネーター役をさせていただけると嬉しいですね。

施主様は、何でも気兼ねなくご相談ください。
どんな状況でも、ベストを尽くさせていただきます。